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HOME»  アキュフェーズ DP-410 発表

new CDプレーヤー「DP-410」新発売。 
価格330,000円(税別)。 
2013年3月下旬

USBを搭載しPC音源の192kHz/24bitのハイレゾ再生にも対応



410がやって来た!

プロトタイプですが、最終完成版を聴くことができました。

以下  DP-410 新製品資料

30 年以上の長い歴史を持つ膨大な量の CD ソフトは音楽愛好家には欠かせないメインとなるソースです。
『CD をより高品位な音で聴きたい』というオーディオ・ファイルからの強いご要望にお応えし、アキュフェーズは自社開発による CD ドライブを搭載したハイエンド CD 専用プレーヤーDP-510 を発売して、世界各国から高い評価を頂いております。

新製品 DP-410 は、DP-510 のノウハウを受け継ぎ、明確なコンセプトのもと、DP-400 を大幅に改良し、先進の機能と最新ディジタル・テクノロジーを結集して、ソフトの高音質再生を追求した CD 専用プレーヤーです。

CD に刻まれたポテンシャル全てを引き出し、今まで聴き慣れた CD からもさらに魅力を引き出して生き生きと再生、音楽の持つ新たな表現力と豊かな情感を再現することで、より深い感動をお届けいたします。 

DP-410 の CD ドライブは、
①外部振動を受けにくい筐体構造、
②回転時の無共振化、
③低重心化したメカ・ブロック、
④静寂でスムースなローディング機構、などの設計目標でスタート、ハイエンド・オーディオへの情熱と音への感性、そして DP-510 で蓄積したメカ技術をベースに、CD トランスポートに相応しい高精度メカニズムを開発しました。

高速で回転するディスクから、刻まれた微小信号(情報)を 100%読み取り、極めて純度の高いディジタル信号の復元を可能にするには、回転体から発生する振動や外部から受ける機械振動の影響を極小に抑え、同時に共振をどのように排除するかが重要になります。

このため DP-410 は、CD ドライブ本体を金属シャーシでしっかり固定、メカ・ベースを高剛性かつ重量級構造とし、逆に《ディスクの回転部分とピックアップ部分が一体となった心臓部のトラバース・メカ》を積極的に軽量化、メカ・ベースからフローティングさせた分離構造としました。そして大型のブリッジカバーが、土台となるメカ・ベースに固定され強固な一体化構造体を形成しています。
そして、4 個のハイカーボン鋳鉄製大型脚部がこの筐体全体をしっかりと支えています。 

CD トランスポート部は、ドライブ・コントロールにフル・ディジタル方式を採用、ディスク毎にサーボ回路の最適設定をして、エラーの激減と動作の安定化が図られています。
レーザーピックアップには小型 RF アンプを内蔵し、雑音に妨害されやすい微小レベルのピックアップ出力をその場で増幅して送り出すことにより、原信号に忠実なディジタル信号を取り出すことができます。
またスピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイなどの各アクチュエーターのドライブには、アースに電流が流れないバランス駆動回路を採用、音楽信号へのドライブ電流の混入を防いでいます。 

プロセッサー部は、最先端の回路と高度なディジタル・テクノロジーを駆使し、アキュフェーズ独自の『MDS++方式 D/A コンバーター』をさらに洗練させて搭載しました。

この方式は、厳選された超高性能⊿Σ型 D/A コンバーターを 4 回路並列駆動させる方法で、優れた変換精度を持ち、ひずみ率特性や雑音特性、小信号リニアリティなどの諸特性を大幅に改善することにより、CD が持つ魅力的な音楽の表情を余すところなく描き出すことができます。

アナログ・フィルターは、ライン/バランス出力を独立で構成した、5 次のバターワース型 LPF(Low Pass Filter)を採用しました。

この優れた D/A コンバーターの能力を単独でも発揮させるため、外部ディジタル機器が接続できるディジタル入力端子(USB、同軸、オプティカルの 3 系統)を装備して、ここに他機器からのディジタル信号を受けて高品位の音楽を再生します。
同時に、トランスポート出力端子(同軸、オプティカルの 2 系統)を装備していますので、ディジタル・レコー ダーを接続すれば、本機の CD トランスポートのディジタル録音が可能になります。

さらに、このトランスポート部/プロセッサー部は完全に独立動作していて、プロセッサー外部入力 
動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーDG-48 との組み合わせにより、ディジタルでの音場補正が可能になります。 

電源トランスは、ディジタル/アナログ用の捲線を分離して、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化に対し万全の対策を施しています。
この他に、ディジタル方式による音量調整や、伝送途中の雑音排除能力に優れたバランス出力回路など高音質再生を可能にしました。 

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DP-410の技術と特徴

CDトランスポート部


1.高剛性、高精度 CD 専用ドライブ

① 外部振動を受けにくい高剛性設計 

CD ドライブは、重量級かつ高剛性にして、自身の回転による振動はもちろん、外部の僅かな振動も受けにくくしました。基本となるメカ・ベースは、剛性の高いもの同士を重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化して、極めて精巧な構造体を実現しました。 
重量級『CD ドライブ本体』とは対照的に、『トラバース・メカニズム』(ディスクを回転させるモーターやピックアップなどの光学系のマウント部分)は、積極的に軽量化を図りました。高速で回転しているディスクに刻まれた『ピット』情報を読み取り、微弱な電気信号に変換するトラバース・メカは、『CD ドライブ本体』から分離され振動 などの影響を受けずにフローティングされていることが理想です。

このため DP-410 は、『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』を機械的にアイソレートする緩衝材に着目、その材質や形状を厳選した最適なシリコン系ダンパーを採用しトラバース・メカを支えています。 

② 大型ブリッジカバー 

ディスクのマグネット・チャッキング機構を含む大型のブリッジカバーは、土台となるメカ・ベースにしっかりと固定され、強固な一体化構造体を形成しています。 

③ 無共振化設計 

ディスクの回転時、100Hz 以下の周波数帯に共振点があると、ピックアップの音飛び現象が起き易くなり、音質に悪影響を与えます。
このため、この周波数帯に極力共振点のない設計が必要になります。『トラバース・メカニズム』と『CD ドライブ本体』とのアイソレート、また、個々の金属部品面が合わさる部分は精巧なフレーム構造にするなど、実際の試聴と数々の振動試験を繰り返してデータを解析し、ピックアップ付近の共 
振を最小限に抑えることに成功しました。 

④ 低重心化設計 

CD ドライブを可能な限り低い位置に配置することにより、外部振動の振幅を最小限に抑え、低重心で安定感のある美しい骨格を形成しています。
さらに、ボトム・プレートと全体を支える4個の鋳鉄製の大型脚部で限りなく低重心化を図っています。


⑤ アルミ・ブロック削り出しの高品位ディスク・トレイと静寂でスムースなローディング機構


ハイエンド CD 専用トランスポートにふさわしく、アルミ・ブロックを削り出した、優美で精巧なディスク・トレイ、このトレイが移動する静寂かつスムースなローディング機構を実現しました。

⑥ ハイカーボン鋳鉄製の高音質インシュレーターを採用

インシュレーターには、振動減衰特性の優れたハイカーボン鋳鉄を使用しました。これにより外部からの振動を遮断し、高い制振性と静粛性を確保、微小信号への影響を防いでいます。

2.CD ドライブ・コントロールにフル・ディジタル回路を採用

CD ドライブのコントロールは、ディジタル方式を採用しています。ディジタルによるコントロールによって、より細やかな適応型制御が可能になり、ディスク毎にサーボ回路の最適設定ができます。
このため、コントロールが安定しエラーが激減します。さらに、周囲温度の変動による特性変化までも補正していますので、信頼性向上や性能の均一化など一層安定した動作を図ることができます。 


3. CD アクチュエーター・ドライブにバランス駆動回路を採用


スピンドル、スレッド、フォーカス、トラック、トレイの各アクチュエーターに流れるドライブ電流は、その駆動状態によって常に激しく変化します。この電流変化は D/A コンバーターやアナログ回路などにも影響し、音質に妨害を与えかねません。本機は、これらのアクチュエーターを 2 つのアンプで駆動する バランス駆動回路を用いています。 


バランス回路の動作電流は、共通アース回路を通らないため、アース経路を汚すことがなく、アナロ グ信号においても優位性が認められていますが、CD の再生系をコントロールする回路においても同様です。
このバランス駆動回路の採用によりアースには電流が流れず、他の回路から分離していますので、それぞれの干渉が防止されています。
 

4. RF増幅器を内蔵したレーザー・ディテクター 

レーザーピックアップの出力は微小で、このままでは周囲の雑音に妨害されます。本機のピックアップには、小型軽量 RF アンプをフォト・ディテクターに取り付けて、増幅された大信号を送り出すことにより、雑音による妨害に対処しました。これにより、誤りの少ないディジタル信号を取り出すことができます。

5.自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能 


タイマーと連動させて、電源が入ると自動的に演奏を開始するパワーオン・プレイ機能を装備しました。また、1 曲および全曲リピート演奏も可能です。 
 

デジタル・プロセッサー部

1.『MDS++変換方式 D/A コンバーター』を搭載 

 

出力のコンバーターに、驚異的な性能・音質を誇る『MDS++方式 D/A コンバーター』を搭載しました。


MDS 方式は、⊿Σ(デルタ・シグマ)型 D/A コンバーターを複数個並列接続することで、大幅な性能改善を図った画期的なコンバーターです。図のように⊿Σ型 D/A コンバーターを複数個用意して、各コンバーターにすべて同一のディジタル信号を入力、各コンバーター出力を加算して全体の出力とします。全体の出力では、信号成分は単純加算されますが、変換誤差は相互に打ち消される可能性がありますので、単純加算した値よりも小さくなります。

このため、信号と変換誤差の比が大きくなり、変換精度や SN 比、ダイナミック・レンジ、リニアリティ、高調波ひずみなど、コンバーターにとって非常に重要な特性を一挙に向上(コンバーター数を n とすると√n 倍向上)させることができます。DP-410 では、4 回路の高性能⊿Σ型 D/A コンバーターPCM1796(テキサス・インスツルメンツ社製)を並列動作させていますので、コンバーター1回路の場合に比較し、全体の性能は約 2(=√4)倍に向上します。


MDS 方式による性能向上は、信号周波数や信号レベルに関係なく働きますので、従来の⊿Σ型 D/A コンバーターで解消の難しかった出力信号にまとわりつく微小レベルの雑音も、同時に低減することができます。


DP-410 で採用した『MDS++方式』は左図のように、MDS 方式における D/Aコンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換する『I-V』(電流-電圧)変換回路の動作を改良し、さらに電圧加算を組み合わせた方式です。

この改良によって回路の安定度が向上し、より高い性能を発揮、音楽の静寂感と品位を一段と高めるとともに、緻密な音場描写を可能にしました。


2.ジッター量を大幅に抑えた、高性能ディジタル・オーディオインターフェース IC の採用

 
ディジタル・オーディオ・インターフェース IC に、AK4118(旭化成エレクトロニクス社製)を搭載しました。
この IC に搭載された高精度 PLL 回路は、ジッター量を大幅に削減したマスタークロックを生成し、DAC の変換精度を大幅に改善します。
AK4118 は、24 ビットまでのディジタル信号を復調できますので、CD 再生だけでなく外部入力に対しても、『MDS++方式』の能力を余すことなく発揮します。 


3.-60dB まで可能なディジタル方式のレベル・コントロール

正確で音質劣化の少ないディジタル・アッテネーターは、ディジタル・フィルターで行っています。本機は、24 ビット入力の高精度『MDS++方式 D/A コンバーター』を使用し、最大-60dB までのレベル調整を可能にしました。



4.アナログフィルターに『Direct Balanced Filter 回路』搭載

 
D/A コンバーター出力の高周波領域には、必ずイメージ・ノイズが発生します。
本機のような広帯域システム(D/A コンバーター出力のサンプリング周波数は 5.6448MHz)でも、超高域のイメージ・ノイズは除去しなければなりません。
そのために、アナログ・フィルターが必要になります。
 

本機のフィルター回路は、通過域の周波数特性が極めてフラットな 5 次のバターワース型アナログ・フィルターを搭載、ライン/バランス回路の動作時の干渉を防ぐためそれぞれ独立した構成の理想的な LPF(Low Pass Filter)を採用しました。
さらにバランス出力の場合は、バランス合成回路とフィルター回路を、D/A コンバーター出力からバランスのまま直接一段で構成しています。
この構成によりラインとバランス出力《+-》を全て同じ回路で独立させるとともに出力が《+-》対称型にできるため、『MDS++出力』を理想的な形でバランス伝送することができます。 

このフィルター回路は、カットオフ周波数の最適化とフラットな通過域特性により通過帯域内の位相の回転を最小に抑え、厳選された素子と相まって、優れた音楽再生を可能にしました。

全体

1.独立したプロセッサー部。USB、同軸とオプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備

本機の高性能プロセッサー部を活用し、他のディジタル機器(CD トランスポート、PCオーディオなど)を高音質再生できる、USB、同軸、オプティカル各 1 系統のディジタル入力端子を装備しています。これらのディジタル入力は全て、24 ビットのオーディオデータを受け付ける内部演算処理を行なっています。また、サンプリング周波数は USB 及び同軸:192kHz、オプティカル:96kHz まで対応しています。

 
同軸ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポート、MD、FM チューナーT-1100 など)が接続できます。

光ディジタル出力端子を備えた機器(CD トランスポートMD など)が接続できます。

 
PC(パーソナルコンピューター)と接続して PC にダウンロードした高品位(ハイレゾリューション)音源を高音質再生ができる USB 端子を装備しています。

2.同軸とオプティカル各 1 系統の CD トランスポート出力端子を装備

同軸とオプティカル各 1 系統のトランスポート出力端子を装備していますから、ディジタル・レコーダーを接続して、本機の CD トランスポートのディジタル録音を楽しむことができます。このトランスポートとプロセッサーは完全に独立して動作するため、外部入力動作に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続していますから、そのまま録音可能です。


3.DG-48 が接続可能 

DP-410 の入力を外部機器接続に切り替えても、本機のトランスポート動作は継続しています。『トランスポート出力端子』と『ディジタル入力端子』の間にヴォイシング・イコライザーDG-48 を同軸ディジタルケーブルで接続すれば、CD 信号をディジタルのままで音場補正が可能になります。


4.ディスプレイにサンプリング周波数を表示可能 

様々な情報を表示するディスプレイ部に視認性に優れた『7 セグメント』LED ディスプレイを採用し、曲番や演奏経過時間はもちろん、外部入力や CD ドライブ動作中のサンプリング周波数を表示可能です。 

5.外来誘導雑音を受けにくいバランス接続。バランス出力の位相切替スイッチを装備 

機器間の信号ケーブルから混入する妨害雑音に対処するため、本格的なバランス出力を設けました。バランス伝送の原理は、出力側は同一振幅で位相が反転(180 度)した、ノン・インバート(+)とインバート(-)の信号を出力します。入力側はこれを+入力、-入力で受けて差信号を取り出します。
この時、ケーブルの中で発生するノイズ成分は、両極に同相で入るため、入力アンプでキャンセルされてしまいます。 

機器間を接続するケーブルが長くなるほど、外来雑音によって信号が妨害され音質に影響を与えます。バランス接続によりこの妨害から解放され、良質な信号伝送が可能になります。 また、本機はリアパネル側に、『バランス出力の位相切替スイッチ』を装備しています。
工場出荷時の設定は《③番:(+) 》ですが、バランス接続する機器によっては位相が逆になり、合わせた方が好ましい場合があります。 
このような場合は、スイッチを《②番:(+) 》側に切り替えてください。尚、アキュフェーズ製品(一部プロ機器を除く)と接続する場合は、全て《③番:(+) 》ですから切り替えの必要はありません。

6.リモート・コマンダーRC-110 を付属

アルミ押し出し材を使用した重厚なリモート・コマンダーを付属しています。
本体の基本操作機能に加え、外部機器の入力セレクター、レベル・コントロール、リピート演奏、ディ スク・トレーの OPEN/CLOSE など多彩な機能を満載しています。


7.洗練されたエレガントなデザイン外部ディジタル入力を持つ多機能な CD プレーヤーでありながら、複雑なボタン操作を排除、優美で洗練されたデザインに仕上げました。


PC(パーソナル・コンピューター)と接続可能な USB 端子を装備していますので、PC にダウンロードした、192kHz/24bit までのハイレゾリューション・データの高品位再生が可能です。

DP-410 と DG-48 を直接ディジタルで接続して音場補正が可能です。 
DP-410 をプロセッサーとして外部入力に切り替えても、本機の CD トランスポート動作は継続しています。
このため、本機の CD トランスポート部を演奏しながら、トランスポート出力を DG-48 に入力し,DG-48 で補正した出力を再び DP-410 の外部入力に戻してアナログ出力が可能です。




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